発達障害児の学校への支援申し入れ交渉術その1

うちの子供が学校へ入ってから、様々な支援をお願いしてきました。
その際に、色々と工夫(主に交渉術)をして何とか今のところ安定して通学している様です。
発達障害、自閉症のお子さんをお持ちの方は、何度も何度も学校へ通って支援のお願いをされていることでしょう。
こういった精神的な障害は目に見えないので、先生方も何を支援して良いのかが分からない場合もあるのか、うまく支援してもらえないと言うことが多々ある様です。
特に父親がどの様な役割を担えば良いのかをお伝えできればと思います。

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1)誰に面談するのか

誰と話をするのかと言えば、もちろん校長先生とするべきだと思います。
学校の決定権限者と話をしないと後で「やっぱり無理です」という様なことにもなりかねません。

必ず校長先生と面談

会社で営業されている方だとお分かりでしょうが、キーマンと話をしないといけません。

2)事前準備(担任の先生との面談)

校長先生と話はするのですが、直接1回目から校長先生と話をするのは問題かなと思います。
まずは担任の先生、教務主任、教頭先生(担任の先生の直属上司)と話をするべきです。
ここで、支援や他の子ども達と違った対応をしてもらえれば良いですが、そうはうまくいきませんよね。
ですので、ここはアリバイ作りという形で下の人間では決められないので校長先生と話をしないといけないという形に持って行くための準備です。
ですので、この際には父親が出て行くのはあまり得策ではないと思います。
ここはお母様が交渉を行って下さい。
また、電話でだけ話をするという方がいらっしゃいますが、ぜひ学校へ行って交渉して下さい。
「わざわざ出向いた」ということも後々効いてきます。

お母さんが担任等と事前に面談をしておく

3)事前準備(家庭内での役割分担)

校長先生との面談にはお母さんとお父さんで出向きます。
その際に、どちらがどの様な話をどの様な態度で行うかを事前に十分話し合っておいた方が良いと思います。
我が家では次の通りの役割分担でした。

話の内容 態度
お母さん 具体的な要望を細かに 怒り気味に。
ハイテンションで
お父さん 具体的なことは
言わない
鷹揚に。
静かに。

父親はゆったりとして、大事なところだけで声を出す様にしていました。
二人で言いたいことをワーワーと言っても、要求を聞き届けられることはありません。
これは交渉なんだということを意識して、芝居をしている感じで対応しましょう。
お母さんから、細かな要望を言ってもらい、校長先生から返答があった際にお父さんの方から「校長先生が仰るのはこういうことですか」と確認していく形が良いのではないでしょうか。

芝居だと思って役割分担を決めておく

次の記事では、服装や持ち物についてお話ししたいと思います。

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