発達障害のチェックリスト3つのタイプ

2017/8/2ニコニコニュースから。

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発達障害チェックリスト 西條クリニック西條朋行先生監修

発達障害のチェックリストを西條クリニック西條朋行先生の監修で記事になっています。

こういった記事は沢山あるのですが、目安にはなりますが診断は医師が下すものですので、おかしいなと思ったら医療機関を受診して下さい。

うちの子供の場合は幼稚園で「この子おかしいかも」とたまたま来られていた先生から指摘頂いて、医療機関受診して判明しました。

早めに判明して良かったです。療育も早期に受けられて我々、親も受け入れる時間があって。

発達障害のチェックリスト例

3つの発達障害のチェックリストLD(学習障害)

LD(学習障害)と聞くと、勉強全般が苦手、といったイメージが浮かぶかもしれません。しかし、学習が困難である領域はごく限られているケースもあります。具体的には、以下の能力の中の1つ、あるいは複数において、特別な困難を示すとき、LD(学習障害)と判断します。

・話すこと…相手に適切・的確な伝達を言葉でおこなうのが苦手
・書くこと…論理的な文章作成、あるいは正確に文字を書くことが苦手
・読むこと…文章の正確な読解/意味を取ることが苦手
・聞くこと…相手の話す内容の正確な把握/意味を取ることが苦手
・推論/推測…結果の予測/原因の推測などが苦手
・計算…数学的な概念思考ほか、計算(筆算・暗算)が苦手

ADHD(注意欠陥多動性障害)

ADHDの特徴は「衝動的・多動・不注意」を3本柱としています。このいずれか1つ、あるいは複合的な状態が継続的に見られます。ADHDの判断のポイントとしては「年齢相応の発達目安に釣り合っていない目安に釣り合っていない不注意、又は衝動性、多動性の状態」が継続しており、「学校生活などを送るに当たり、著しい問題・困難が生じている」という点が挙げられます。以下、ADHDの特徴について詳しく確認していきましょう。

・衝動的…後先を考えない行動が目立ちます。また、順番を守れない、相手との会話のキャッチボールがうまくできないと言った行動も特徴的です。

・多動…常に落ち着きのない印象を与えます。しゃべり続ける、常に手や足を動かす、1つの目標に取り組むことが難しいなども特徴的です。

・不注意…注意が散漫であり、集中力がすぐに切れてしまいます。これは、忘れっぽさ、約束が守れないなどといった形であらわれることもあります。

自閉スペクトラム症

社会的関係やコミュニケーションの形成が困難である障害です。この他、こだわりの強さ(特定分野やものへの関心・興味が強い)、言葉の発達遅れなどが見られるなども特徴に挙げることができます。乳児の健康診断で「疑いあり」と指摘されるケースもありますが、実際に特徴的な兆候・行動が3歳くらいまでにあらわれます。

ライフステージ別

・15ヶ月半…上手に歩行する
・16ヶ月半…簡単なお手伝いができる
・18ヶ月…スプーンが使える/「パパ・ママ」の他に3単語を発する

学童期

・じっと座っていられない/席を離れる
・手足を頻繁に動かす
・おとなしく待つ/遊ぶことが困難
・順番待ちが困難/割り込んでしまう
・度を超えて活動的/多弁

思春期

ADHD(注意欠陥多動性障害)が「衝動的・多動・不注意」の3つの特徴があることはすでにお伝えしました。この中でも「多動症状」については、成長にしたがって軽減することが一般的と考えられています。

ただし、思春期以降は、より複雑なコミュニケーション能力が要求されるようになります。そのため、適応における周囲との溝がより鮮明となり、子どもが悩み・苦しみを抱えるケースもあるのです。具体的には「不安・うつ病」などの合併が見られる場合もあります。

青年期以降

ADHD(注意欠陥多動性障害)の、多動症状は成長に伴う軽減も期待できます。一方、「衝動的・不注意」の2つについては、青年期以降まで続くとの報告があります。

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