自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群、高機能自閉症とも呼ばれています。
ASDとも呼ばれる自閉症スペクトラム障害の特性やその特徴をまとめてみました。
ただ、これは様々な情報と私の子どもの状況から、自閉症スペクトラム障害にはこの様な特性がある、またこの様な特徴があるなと思ったものをまとめたものです。
自閉症スペクトラム障害を持った人には多種多様な特性や特徴があると思われますので、少しでも気掛かりなことあれば行政や医師に相談してみて下さい。
自閉症スペクトラム障害(ASD)とは
以前はアスペルガー症候群、高機能自閉症と呼ばれていたものが、現在は自閉症スペクトラム障害(ASD)に統合されています。
1) 他の人との社会的関係をもつ
2) コミュニケーションをする
3) 想像力と創造性
の3分野に障害を持つことで自閉症スペクトラム障害と診断されます。
自閉症スペクトラム障害(ASD)、アスペルガー障害の特徴
・空気が読めない、その場に合わない発言をしてしまう
我が子もこれは顕著です、いつもハラハラします。
・好きなことはとことん突き詰めるが興味のないことは全く無関心
この落差も大きすぎて、付いていけないことが多いです。
寡黙で考えを表現するのが苦手、雑談が出来ずに目的のない会話が出来ない
いつも、何考えているのか分からないと周りに言われます。
しゃべりすぎる、相手を選ばず自分のペースで話をする
しゃべらないのかと思ったら、急に何かのスイッチが入ったのかマシンガントークになります。
自分と他人の境界線をとらえられない自閉症スペクトラム障害、アスペルガー障害
寡黙で表現が苦手なのと多弁で自分のペースで話をするのは表に出てくる状態は違いますが、原因は同じです。
「自分」と「他人」との境界線が良くわからないので、どういった「距離感」で接して良いかが分からないのです。
これは場に合わない発言をするというところにも通じるものだと思います。
自閉症スペクトラム障害(ASD)の行動
自閉症スペクトラム障害、アスペルガー障害はどこへ相談するのか
まずは、保健所、児童相談所、療育センター、教育相談所などにいる専門家が一番だと思います。
そこで、専門の先生を紹介してもらって児童精神科へ行って診断を受けて、その後の療育を考えていくべきではないかと思います。
ただ、先生の間でも見解が違っていたりしますので、可能であれば複数の先生に診て頂いて、信頼できる先生にお願いすることが良いのではと考えます。
但し、中には専門でもないのに、大きくなったら改善しますよという様な方もいらっしゃるので気をつけて下さい。
私の経験からすれば一番、相談していけないのは親族ではないかと思います。実親でも配偶者の親でも専門家でなく尚且つ年配なので残念ながら得られるものは何もなく、酷ければ罵詈雑言が返ってくることもありますので。