スキンケアブランド「キールズ」のイベントに栗原類さん登場「発達障害の認知度アップのきっかけになれば」

2017/09/02ママスタセレクションの記事から。

スキンケアブランド「キールズ」が、2017年のチャリティー活動としてASD(自閉症スペクトラム)の子どもたちへの支援を開始しました。

キールズというのはサイトを見てみると「日本ロレアル株式会社 キールズ事業部」ということで日本ロレアルの事業部ということですね。

Wikipediaでロレアルを見ると次の様になっています。

ロレアル(仏: L’Oréal S.A.) は、フランスのクリシーに本部を置く世界最大の化粧品会社である。特に、化粧品、ヘアカラー、ヘアケア、スキンケア、日焼け防止、香水の分野を中心に発展した。また、皮膚病学や調剤の分野の活動も盛んである。ユーロネクスト上場企業

このキールズがイベントをやってそこに栗原類さんが登場されたと言うことらしいです。

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自閉症は病気ではなく、誰でも持っている要素のひとつ

イベント冒頭では「キールズ」が2017年の活動としてASD支援団体のリーダー的存在である団体「AUTISM SPEAKS」への寄付を通し、ASDを持つ子どもたちとその家族を支援することが発表されました。
この活動のパートナーに名乗りをあげたのは、アカデミー賞受賞俳優マシュー・マコノヒー。彼がデザインした、ブランドを代表する保湿クリーム「キールズ クリーム UFC」限定エディションも数量限定で発売されるそうです(9月9日 原宿店先行、9月29日 日本全国発売:6,600円税抜)。

そしてイベント観覧者たちの関心は、やはり「ASD(自閉症スペクトラム)って何?」ということ。ASDは世界中で7,000万人に影響を与えているもので、アメリカでは子どもの1/68人、とくに男子では1/42人が診断されているのだとか(日本の場合は1/55人)。
この日登壇してくださった今井忠さん(一般財団法人 日本自閉症協会 副会長、NPO法人 東京都自閉症協会 理事長)は、「“自閉症”という言葉から連想するような、自分の中に閉じこもる症状ではありません。脳のシナプスが発達する段階で違いが生じるもので、生まれつきのもの。治す病気ではないのです」とコメント。

その特徴を大きく表すとふたつあり、ひとつは「対人反応の違い」。多くの子どもはママが注目しているものがあれば気になりますが、ASDはその反応が薄い。何かを見つけたらママにも見てほしいと誘うものですが、ASDはそれが薄い。ノーリアクションは「おかしい」わけではなく、そうした特性なのだそうです。他人の行動に関心があるのかないのか、そこがASDの「濃さ」になるわけです。
さらにもうひとつが「知覚の違い」。全体をなんとなく認識するのではなく、一部のパーツだけが気になる。背後にあるものよりも今そこにあることに引っ張られがち、などの傾向があるそうです。
実は誰にでもそうした特徴は部分的にあるもので、度合いの強さによってASDと診断されるわけです。

今井さんによれば、大切なのは本人の症状に合う関わり方、教育をしていくこと。不安になりやすいので安心させてあげられるような態度、わかりやすい言葉で接することがポイントになるのだとか。

栗原類さんが登場して発達障害について説明しています。

「僕の個人的な意見ですが、まわりにサポートしてほしいのはその人の“好きなもの”を見つけること。発達障害の人ってたとえうまくできなくても好きなもの、学びたいものには集中して頑張れるんです」と、栗原さん。ご自身も学生時代は受験勉強そっちのけで、好きなゲームを使った映像配信に夢中になっていたのだそう。お母様は「勉強しなさい」と言うことなく見守っていてくれたそうで、それが今も熱い映像・映画の制作の夢につながっているといいます。

最近出演している『エイゴビート』(Eテレ)についても、「小さい子たちと一緒にやっているのがすごく楽しいし、自分が必要とされていることを感じられるのがうれしいです」と話されていました。ふだんの栗原さんからはまったく想像もできない、ハイテンションな姿も話題です。英語監修の方が不在のときは、NY育ちの栗原さんが子役たちに英語を教えることもあるそうで、まさに番組に登場している“栗田先生”そのものですね。

http://select.mamastar.jp/205942

イベント自体はスキンケア商品の宣伝だと思うのですが、自閉症についての説明も適切だと思いますし、栗原さんの話も興味深いものがあります。

動画でのニュースもありましたのでご興味のある方は併せて見て頂ければ。

動画ニュース「フィールドキャスター」

http://fieldcaster.net/archives/7092

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