発達障害児の家庭支援へ 愛媛大医学部、育児経験者の相談組織設立


2017年12月24日愛媛新聞の記事から。
大学でこういった取り組みをされているのですね。
養成講座や研修も行うというのは「本格的」で期待が出来ます。

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発達障害児を育てた経験のある親が同じ境遇の保護者に寄り添う活動

発達障害児を育てた経験のある親が同じ境遇の保護者に寄り添う活動の運営組織「ペアレント・メンターえひめ」(代表理事・西嶋真理子愛媛大大学院教授)の設立総会が23日、東温市志津川の愛媛大医学部看護学科であり、養成講座やフォローアップ研修を含めた事業計画などを承認した。

 ペアレント・メンターは発達障害児を育て、相談支援などのトレーニングを受けた親が、サポートや情報提供などをする。愛大医学部子育て研究会では、2016年11月から学習会などを開いて保護者10人をメンターに登録し、17年3月には初めて県内4カ所でグループ相談会を開いた。

 「-メンターえひめ」では、メンターはサポートブック作成やグループ相談などの活動をする予定で、将来的には個別相談も想定。看護学科に事務所を置き、50~60人のメンター登録を目指すという。

 行政職員や保護者など約60人が集まった総会で、西嶋代表理事は設立経緯を説明し、「一人一人を大事にして信頼を得て、根付いていく活動にしたい」とあいさつした。旭川荘南愛媛病院・南愛媛療育センター(鬼北町)の森本武彦発達支援センター所長は講演で、「発達障害の子どもは学校のストレスを家庭で爆発させることもあり、家庭への支援は非常に大事」とメンターえひめへの期待を話した。

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