発達障害は脳機能の障害なので、病院へ行って診察して頂くことが必要です。
ですが、気持ち的に行くことが出来なかったり、診察まで長期間待たされることもあります。
そこで簡易的にですが、インターネットによる発達障害チェックリストがありますのでご紹介します。
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インターネットによる発達障害チェックリスト
「インターネットによる発達障害チェックリスト~教育診断と生活適応支援チェックリスト~&動画による発達チェック」ということで、日本発達障害支援システム学会(JASSSDD)システム革新・研究開発支援センターというところが運営されています。
東京学芸大学の中にある組織の様です。
例えば次の様な質問があります。
言語の発達チェック
0~1歳 レベル |
他者が発した音声をまねする (ブー、パパパ・・・など) |
「だめ」という言葉に反応する |
1~2歳 レベル |
呼名に対して「はい」と答える | 簡単な指示に従う、動作模倣ができる (箱の中に○○を入れて」「体操」をまねる) |
2~3歳 レベル |
自分の姓名、性別が言える | 「字を書く物、掃除する物、紙を切る物、水を飲む物」で鉛筆、ほうき、はさみ、コップを指し示せる |
3~4歳 レベル |
ままごと、電車ごっこ遊びなどで役になって交互に言葉でやりとりができる | 「大きなカブ」「三匹のヤギのガラガラドン」の絵本を最後まで開ける |
4~5歳 レベル |
しりとり遊びができる (「か」のつく言葉は何?で答える) |
自分の名前の平仮名が読める |
5~6歳 レベル |
平仮名を一字ずつ拾い読みする | 自分の名前や数字を書く |
6~7歳 レベル |
絵本や紙芝居を見て、人物や動作について正しく叙述することができる | 3種類の動作を一度に言われ実行できる (「立って、イスの上に箱を置いて、ボールを先生に下さい」など) |
7~8歳 レベル |
何も見ずにその日の曜日や月日、自分の誕生日を正しく言える | 身近な事柄について、簡単な文章が書ける |
8~9歳 レベル |
「犬」「大きい」「馬」の3語を使って意味の通る正しい文にして言える (回答例:大きい馬と、犬が走っている) |
「マフラー、オーバー、手袋」や「竹、アサガオ、大根」の3語の共通点について正確に指摘することができる |
9~10歳 レベル |
場と人に応じた適切な言葉使いができる | 「有名」「協力」「発達」「防御」の内1語以上意味を正しく理解している |
この他に
・かずの発達チェック
・運動機能の発達チェック
・生活の発達チェック
・仕事・作業の発達チェック
・疑われる障害・行動特性チェック<C>
という質問が続いて、結果が判断出来る様になっています。
長いので精神的にも辛いですが、まずはこちらで確認してみてはどうでしょうか。
リンク:http://www.jasssdd.org/WebAssessment/