NHKの「あさイチ」という番組で発達障害(ADHD)の特集が組まれた様です。
デイリー新潮の2017年5月26日の記事になっています。
34歳でADHDと診断された起業家でコンサルタント
記事を少し引用すると、
「変人」「空気が読めない」などと誤解されがちなADHD。近年は様々な場面でADHDの人たちと接する機会が増えているとはいえ、私たちが“普通”と思っていることが、ADHDの人には“普通でない”ということも多く、まだまだ理解されていない部分も多い。さらにこのことを考えだすと、番組でMCの井ノ原快彦さんがコメントしたように「普通ってなんだろうね」という根源的な問題にも突き当たることとなる。
その中で、普通じゃないことが才能になるという話になってきます。
「普通でない」のは悪いことばかりではない。むしろそれを強みや才能に変えることができると明言しているのが、34歳でADHDと診断された起業家でコンサルタントの立入勝義さんである。
立入さんはデジタルマーケティングのコンサルタントとして成功しており、かつては世界銀行やウォルト・ディズニーに勤務した経験も。そんな経歴からは想像しにくいが、著書『ADHDでよかった』によれば、幼いころから多動で不注意、「変わり者」と呼ばれ、大学入試も全敗と失敗続きだったという。
そして、次の様な話が出てきます。
立入さんは、ADHDをもつ人々は、その特性を生かし、自身の得意な分野で活躍することができるという。事実、世界一のスイマーと名高いマイケル・フェルプス、ハリウッド俳優のジム・キャリーやウィル・スミスなど、世界で活躍する著名人でADHDをカミングアウトしている人もいる。
「発達障害をもった人間は傍から見ると、奇異で協調性がなく扱い難い存在かも知れません。しかし、いざというときに発揮する集中力や専門スキル、そして自己を顧みない積極的な行動力を過小評価することは社会の損失であると断言できます。
本当に「才能」なんでしょうか
こういう話はいくつもあります。
でも、「普通(ここでは定型発達という意味です)」の人だって東大に入る人もいれば、中学校の勉強も出来ない人もいるでしょう。それと同じじゃないのかなと思います。
発達障害だからADHDだからって「特殊な才能の持ち主」にしてもらっては困るんです。
それぞれの人に適した役割だったり職業だったりがあるだけではないでしょうか。
発達障害にスポットが当たっていることはありがたいし、世間で広く知ってもらえればうちの子供も含む沢山の人が助かります。
でも、何か才能あるんだろうと言われるとそれは困ります。
一人一人の特性を見ていって頂きたいと思います。それは「普通の」の人と何も違わないと思います。